技術参考情報

メーカー公開栄養値以外の栄養値の算出方法

株式会社IMD
2021年3月10日更新

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【背景】 外食や商品メーカー様におきましては、原材料や調理の変動を考慮されるなどの事情等により 法令等で定められた最低限の栄養成分は表示していても、 詳細な栄養成分までは表示されていないことが概ねとなっております。 【ニーズ】 一方で、ヘルスケアアプリや栄養分析など多種多様な目的において 外食や商品を含めた食品の詳細な栄養成分が必要になることも多くあります。 【解決方法】 そこで弊社では「表示されていない栄養成分」を、 表示されている栄養成分や、食品自体または画像や各種情報などから推測して 理論値(推論値)として数学的に得る技術を開発しました。 具体的には、 日本において、文科省が定義する「日本食品標準成分表」で定める食品が 唯一の根源となる食材であり、その栄養成分も定義されているため、 同食材を基準として採用し、その食材を使って食品を「調理」する過程を 弊社専属管理栄養士がフルデジタルでエミュレーションすることで算出しています。 【課題と解説図1】 表示されている栄養成分と弊社がエミュレーションで得た理論値の差異が 極力小さい事が求められます。 そのため、弊社で行っている「作業」を紹介したものが解説図1となります。 同作業によって、弊社がご提供する食品の栄養成分については、 外食や商品メーカー様が表示された栄養成分値については全く同一となり、 それ以外の値については、エミュレーションで算出された理論値となっております。 【成果物】 ・全食品において「日本食品標準成分表」で定義される栄養項目以上の栄養成分を算出 ・全食品において「日本食品標準成分表」で定義される食材と量を推定値として算出 【まとめ】 解説図1の通り、弊社では全ての食品情報について、 文科省が定義する「日本食品標準成分表※5年毎に更新される日本の食材基準」に準拠した食材を構成食材として、 商品から外食、郷土料理まで全ジャンルの食品について、デジタルで食品栄養データを提供しています。 提供方法として 主にクラウドAPI(食品検索API[仕様])、及びSaaS/Web(フードブラウザ) でご提供しております。

単語の定義Snapshot
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構造の定義Snapshot
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【OID】Object ID, 弊社食品データベースの一意となる食品を示す食品識別子 【PID】Picture ID, 弊社食事記録として保存される写真を識別する写真識別子 【meal ID】弊社食事記録の「一回の記録」を識別する食事識別子 【UID】User ID, 弊社ユーザ記録の対象者を一意に識別するユーザ識別子 【Login ID】弊社一般向けサービスにおけるログインID 【Login パスワード】弊社一般向けサービスにおけるログインパスワード 【サービスID】弊社喫食管理API全般共通の契約毎のサービスID 【アクセスコード】弊社喫食管理API全般共通の契約毎のコードストリング 【APIパスワード】API内にて指定するパスワード 【Source IP Address制限】APIにアクセスできる貴社サーバー outbound 代表IPアドレスによる制限 【トークン制限】APIにアクセスする際に必要となる簡易認証トークン 【APIパスワード】API内にて指定するパスワード
(参考) 食品栄養データベースにおける各種分析手法リスト
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