IMD 喫食管理APIシステム
喫食管理に必要な食事の「検索」「記録」「分析」を全てトータルにサポートします。
API活用例

APIの構成
IMD 喫食管理APIシステムは、主に「検索」「記録」「分析」の3部で構成されています。
検索API
「何を食べたか」をデジタル化する基本機能を提供します。
食事情報を構成するためには、食べた「食品」を弊社食品栄養データベースで管理する「食品データ」と同定する必要があります。「同定する」ことの主語は、「食べた本人」が一般的であり、アプリの場合には「アプリを使う人(=エンドユーザ)」が検索することから始まります。
最近ではこの検索作業が面倒だということで、画像認識技術を採用することも増えていますが、現状においては中々精度は難しいところがあり、精度が必要な検証などでは利用は困難です。しかし、ある程度のラフな記録で良い場合においては、有効とされています。
※現在、画像認識サービスにおいて、その認識候補結果として弊社食品データ識別子(OID)が直接出力されるように、準備・調整致しております。
いずれにせよ、食べた「食品」を「1食」としてまとめ、「食事」(複数の食品で構成される1食)を構成し、日時など付帯情報、各食品毎の分量を付与し、「食事情報」を成立させるための機能を、検索APIでは提供します。
記録API
食事情報を「保存」する機能を提供します。
弊社記録APIに保存すると、弊社記録データベースに保存されますが、保存するだけでは意味はなく、後述の分析APIを利用する場合で、且つ、期間の長いものについて又は一定のグループにおいて分析を実施する場合においては、特に有効です。
※多量の食事情報データを分析毎に送受信する事を避けるために、合理的になります。
しかし、貴社がアプリを提供していて、記録するストレージを管理できている場合には、そのストレージで保存するのも、セキュリティ管理の点においても有効でしょう。ただしかし、分析APIを利用する場合においては、この点はご相談下さい。
分析API
保存された食事情報を「分析」する機能を提供します。
弊社食品栄養データベースは、約40万件の全ての「食品」について食材構成情報を有し、例えば「ラーメン」なら、中華麺 〇〇g、スープ 〇〇g、ネギ・・・・のような形です。各食材は文科省定義の食品標準成分表に則り作成されているため、同成分表が定義する全栄養素(約180種類前後)はもちろんのこと、弊社独自の栄養成分や商品においては流通に関する情報やメーカーや店舗などの社店名、分類カテゴリやタグ、そしてこれら情報により分類又はスコアリングする「SV値」「6分類」「Nutri-score」など多彩な情報を、「全て」活用できる分析エンジンを独自開発しました。
分析エンジンの動作について、管理栄養士の指導方法にも様々な手法があるのと同じく分析する着眼点や目的、対象によって自在に設定できるように、管理栄養士らが、Webから高度な動作指定(ルール設定)ができる分析API 管理Webシステムもご用意致しましたので、「分析API エンジン部」と「分析API 設定管理部」で構成される分析APIにより、全く新しい食事分析サービスを実現できます。
3種類のAPI種別
一般にITによる喫食管理において、食事内容を確認し、内容を記録し、記録された食事内容を分析することで、ダイエットや栄養指導や、レコメンドなどを喫食対象者(エンドユーザさま)にご提供します。
検索APIさえあれば、基本的な食品検索や、その中で得られる栄養素による充足率判断も実現できます。検索の際にはキーワードやカテゴリなどを指定することができ、栄養素やキーワードやカテゴリなど、さまざまなフィルタやソート機能も搭載しています。
単食だけでなく、1日、数日、週間、月間、年間で「比較評価」したい場合には、検索APIの他に、記録API×分析APIを活用すると実現できます。
但し、検索APIの検索結果(=レスポンスであり、記録)において栄養素を付与された場合、貴社自身でも栄養素を積算するなどして保存できるため、通常のアプリ開発では、記録APIは必ずしも必須ではありません。※しかし「長期間の比較評価」や「食事分析代行」機能ご利用の際には必要となります。
記録された食事データを使った、高度な分析を実施するのが分析APIとなります。食事記録を、分析APIに対してアクセス毎に引数として付与し送信する形式と、記録APIで保存した食事を参照する、2種類の分析データの情報伝達方法があります。
分析結果取得例
分析APIの利用だけでなく、Microsoft Excelで扱えるCSV形式で食事内容の詳細リストをご提供する「食事分析代行」サービスもご用意しています。※この場合、記録APIで食事を記録する必要があります。

開発支援
API引数などをWebで確認できる開発支援ユーティリティをご提供しています。
各種用途への対応
喫食管理に関するサービスや機能を必要としたとき、以下のようなケースがよくあります。
これらケースに全てIMDでは対応できる準備がありますが、その背景やニーズをご相談頂き、適切なサービスや機能をご提供致します。
※代理店さまを通じてご紹介頂いた案件などは、その道義に則り対処致します。
- 貴社にIT部門があり、新たなサービスを自社内製をするケース
- 開発は他社に委託するケース
- 研究所等での調査のために被験者が何を食べたかの情報を栄養成分や食材で知りたいケース
- テーマや目的が明確で喫食管理サービスをOEMで良いのでスグに自社展開したいケース
シンプルな食事検証
IMDでは、昨今の日本におけるLINE利用者などを鑑み、従来は独自検証用アプリをご提供しておりましたが廃止し、LINEによって食事検証ができるシステムを開発しました。
ITが不得意な方は「食事写真を送信するだけ」で、一般の方はWebやLINEのチャットボットを通じて食品名から検索して記録することで、特別なアプリをインストールすることなく、比較的簡単に食事記録を実現できます。
記録内容は、分析APIでの分析や、一定の事前承諾を得た被験者(利用時に認証します)に関する食事内容の詳細をご提示するサービスでもご活用いただます。
その他
- 各種APIについては、全て原則、年間ご契約となります。
※ライセンスにてご提供するため、ご利用前払いとさせて頂いております。
※最短3カ月のご契約もありますが、割増ご料金対象となりますのでご容赦下さい。 - 各種APIについては、それぞれについて仕様が定義されていますので、お問合せ下さい。
※トライアル・試用は、合理的な理由がない限り原則としてお断りしています。
※動作実証確認のため、幾つかの確認用サービスをご提供している場合がありますので、お問合せ下さい。
※弊社定義の仕様でAPIが動作をしない場合は、ご契約に基づき、適切に対処致します。 - 各種APIについては、仕様外の動作をご希望の場合も、お問合せ下さい。
※弊社は内製100%対処を致しておりますので、責任をもって対応させて頂きます。 - その他、詳細についてはお客様担当へお問合せ下さい。
APIに関するお問い合わせ
詳細な仕様や料金については、お気軽にお問い合わせください。
Webでお問い合わせ電話: 03-6809-6108 (音声自動認識システム)